【長野市】バスの運転手不足が深刻です。中心市街地ぐるりん号を始め、路線バスの減便が決まりました。
長野市民にとって、とても残念で驚きのニュースが飛び込んできました。
長野駅を始め周辺の市街地を循環するバス「ぐるりん号」が大幅に減便するそうです。その他、廃止路線の代替バスについても、減便すると発表されました。
いずれも2024年4月1日から実施となります。
特に中心市街地を循環する「ぐるりん号」は、現在の約半分の便の運行となります。長野市民にとってはおなじみの便利な交通機関だったので、利用されていた方も多いのではないでしょうか。
ぐるりん号といえば、長野駅から善光大門周辺を約30分でぐるっと回るルートで、15分間隔で運行していた為、時間を気にすることなく利用できる、便利なバスです。運賃も一律(大人190円、小学生110円)なので、安心して乗車できました。
4月からは約半分の便となるので、15分間隔で運行していたものも倍の30分間隔となります。特にお年寄りや体が不自由な方で、日常の交通手段として利用していた方にとっては、とても不便になると思います。
今回のバスの減便等の見直しについては、長野市HPで詳細の確認ができます。(プレスリリース資料)
新型コロナウイルスの影響により、民間事業者の経営状況が厳しくなり、併せて運行する会社の運転手不足等により、減便等の見直しはやむを得ないと判断したようです。
運転手不足については本当に深刻で、少し前に号外NETでも運休情報をお伝えしていました。
【長野市】長電バスでは、長野市内を中心とした路線バス(一部除く)を2024年1月21日より当面の間《日曜日運休》となります。
4月1日より実施される、減便等の対象路線、変更内容は下記の通りです。(詳細を確認したい場合はこちら)※()内は運行会社
■中心市街地ぐるりん号(アルピコ交通・長電バス)減便 38便→15便
■篠ノ井新町線(アルピコ交通)平日減便及び土曜運休 14便→8便
■金井田線(アルピコ交通)平日減便 15便→7便
■大豆島保科温泉(アルピコ交通)平日減便 8便→26便
■犀北団地線(アルピコ交通)平日減便 18便→13便
■小市線(アルピコ交通)平日減便 8便→4便
■北屋島線(アルピコ交通)平日減便 35便→29便
新たな時刻表については、HP等で改めてお知らせするとのことなので、上記のバス路線を使われている方は、事前に確認しておくと安心ですね。
長野市では、運転手不足が深刻化してきています。車移動がメインの長野市では、バスは貴重な交通手段だと思います。今後どのような対策があるのか、気になるところですが、利用する側も一定の理解と協力が必要になりそうです。
長野駅前バスターミナルはこちら↓