【長野市】創業は明治19年。善光寺門前で永く愛されている老舗和菓子店「長野風月堂」。歴史を感じる店内で、ゆっくりお茶とお菓子をいただきました。
善光寺門前にお店を構え、明治19年(1886年)の創業以来、地元や観光客に愛され続けている老舗の和菓子店「長野風月堂」。
信州ならではの素材を活かした上品な味わいの銘菓と、美しく食べるのがもったいない和菓子に出会いました!
善光寺門前。たくさんの人が行きかう善光寺参道にある、歴史あふれる店構え。



お店は、長野市大門町の善光寺参道にあります。周辺にも老舗のお菓子屋さんやお土産屋さん、飲食店などが並んでいます。
善光寺は、長野市を代表する観光地ということもあり、平日週末問わず、たくさんの人が行きかうにぎやかな場所です。
一歩店内へ足を踏み入れると、そこには歴史を感じる落ち着いた和の空間が広がります。



店内は、木材を基調とした落ち着いた造りで、時を超えて受け継がれてきた老舗ならではの歴史と温かみが感じられました。
お店の外も賑やかで良いですが、お店に入ると空気が変わり、背筋がピンと伸びるような、心地よい緊張感がありました。
一方で、お店の方は柔らかな雰囲気でお出迎えしてくれたので、一気に緊張がほぐれました。
代表銘菓「玉だれ杏」をはじめ、美しい和菓子が並びます。



店内には、信州の豊かな恵みを活かした見た目も美しい和菓子が並んでいます。思わず見入ってしまう商品がたくさんあり、本当に楽しかったです。
中でも目を惹くのが、お店を代表する銘菓「玉だれ杏(たまだれあんず)」です。
長野県のあんずの生産量は全国でもトップクラス。工夫を凝らして作り上げた美しい和菓子は、時を超えて多くの人に愛される、信州を代表する銘菓です。
店内には休憩できるスペースも。自慢の和菓子も味わえる。


店内の一角には、お休み処として休憩スペースがありました。こちらでは抹茶とコーヒーと一緒に、店内の和菓子やアイスクリームがいただけます。
善光寺も近く、歩いて散策する方は疲れてしまうこともあると思うので、このような休憩できる場所があるとありがたいですね。
店内のお好みのお菓子をいただくことができるので、お土産や贈り物を選ぶ際の参考にもなりそうですね。
上品な甘さが引き立つ、抹茶セット。心もからだも癒されました。


今回は、店内のお休み処で、抹茶と和菓子のセットをいただきました。
ショーケースから好きな和菓子を選ぶのですが、とても悩みました(笑)
しっかり苦みのある抹茶は、綺麗な和菓子の上品な甘さを引き立てます。
店内の落ち着いた雰囲気の中で、外を歩くたくさんの人の姿を見ながらゆっくりとした時間を過ごすことができました。
代表銘菓「玉だれ杏」。シンプルで美しい見た目ともっちり食感が美味しい。


お店を代表する「玉だれ杏」は、帰ってからいただきました。
甘酸っぱいあんずの羊羹を、やわらかな光沢のある白たまのような求肥で丁寧に包まれています。羊羹の歯ごたえと、もっちりとした求肥の食感の組み合わせが絶妙で、とても美味しくいただきました。
抹茶や緑茶にも合いますが、コーヒーや紅茶にも良く合うと思います。
長野風月堂は、丁寧に作られた銘菓を通じ、訪れる観光客や地元のお客さんの心が休まる場所として愛されていると感じました。
大切な方への贈り物や手土産として、善光寺にお出かけの際など、ぜひ立ち寄ってみてほしいです。
*本記事は、主観・体験に基づいて作成しています。記事の内容についてお店へのお問い合わせ等はご遠慮ください。
*記事内の写真は取材当時のものです。価格等が変更になっている場合があります。
*お店の許可を得て写真を撮影し、記事を公開しています。
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