【長野市】バスの運転手不足が深刻です。中心市街地ぐるりん号を始め、路線バスの減便が決まりました。

長野市民にとって、とても残念で驚きのニュースが飛び込んできました。

長野駅を始め周辺の市街地を循環するバス「ぐるりん号」が大幅に減便するそうです。その他、廃止路線の代替バスについても、減便すると発表されました。

いずれも2024年4月1日から実施となります。

ぐるりん号

2024年2月1日撮影

ぐるりん号

2024年2月1日撮影

特に中心市街地を循環する「ぐるりん号」は、現在の約半分の便の運行となります。長野市民にとってはおなじみの便利な交通機関だったので、利用されていた方も多いのではないでしょうか。

ぐるりん号

2024年2月1日撮影

ぐるりん号といえば、長野駅から善光大門周辺を約30分でぐるっと回るルートで、15分間隔で運行していた為、時間を気にすることなく利用できる、便利なバスです。運賃も一律(大人190円、小学生110円)なので、安心して乗車できました。

4月からは約半分の便となるので、15分間隔で運行していたものも倍の30分間隔となります。特にお年寄りや体が不自由な方で、日常の交通手段として利用していた方にとっては、とても不便になると思います。

ぐるりん号

2024年2月1日撮影

今回のバスの減便等の見直しについては、長野市HPで詳細の確認ができます。(プレスリリース資料)

新型コロナウイルスの影響により、民間事業者の経営状況が厳しくなり、併せて運行する会社の運転手不足等により、減便等の見直しはやむを得ないと判断したようです。

運転手不足については本当に深刻で、少し前に号外NETでも運休情報をお伝えしていました。

【長野市】長電バスでは、長野市内を中心とした路線バス(一部除く)を2024年1月21日より当面の間《日曜日運休》となります。

4月1日より実施される、減便等の対象路線、変更内容は下記の通りです。(詳細を確認したい場合はこちら)※()内は運行会社

■中心市街地ぐるりん号(アルピコ交通・長電バス)減便  38便→15便

■篠ノ井新町線(アルピコ交通)平日減便及び土曜運休 14便→8便

■金井田線(アルピコ交通)平日減便 15便→7便

■大豆島保科温泉(アルピコ交通)平日減便 8便→26便

■犀北団地線(アルピコ交通)平日減便 18便→13便

■小市線(アルピコ交通)平日減便 8便→4便

■北屋島線(アルピコ交通)平日減便 35便→29便

 

新たな時刻表については、HP等で改めてお知らせするとのことなので、上記のバス路線を使われている方は、事前に確認しておくと安心ですね。

長野市では、運転手不足が深刻化してきています。車移動がメインの長野市では、バスは貴重な交通手段だと思います。今後どのような対策があるのか、気になるところですが、利用する側も一定の理解と協力が必要になりそうです。

長野駅前バスターミナルはこちら↓

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